看板「ご迷惑をおかけします」 まさかの内容に「五度見した」「こういうの大好き」

インターネットが普及した現代も、アナログな告知方法は重要。
中でも、その場を通りかかった人の目に入りやすい、貼り紙や看板などの手法は、情報共有や注意喚起の際に活躍します。
2023年8月下旬、兵庫県神崎郡に設置された看板が、町に住む人だけでなくネット上をもざわつかせました。
話題の看板を設置したのは、同県で活動する福崎町観光協会。
SNSアカウント(@youkaicon)で写真を公開したところ、その内容に全国各地から驚く声やツッコミが相次ぎました。
福崎町観光協会は、重大な告知をするため、町内の橋に看板を設置したのです。そこに、何がつづられていたのかというと…。
自然が豊かな福崎町は、『人ならざるものの、ささやきが聞こえてくる町』というキャッチコピーを掲げています。
そのため、町には河童や天狗をモチーフにしたアトラクションが設置されているのですが、残念なことに、雷の影響でアトラクションの制御盤が故障してしまった模様。
「河童を制御できません。池から逃げ出した模様です。ご迷惑をおかけします」という文言とともに、こうして告知をすることになったのです。
本来は、河童のキャラクターである河次郎(ガジロウ)がこのように池から顔を出すのだとか。
福崎町のパフォーマンスを知らなければ、誰もが二度見をしてしまうであろう、衝撃的な告知。
投稿は拡散され、県外に住む多くの人から「ワードセンスが高すぎて五度見したわ!」「こういうの大好き」といった声が相次いでいます。
その後、逃走した河次郎は無事に『確保』され、本来の居場所で顔を出すようになったとのこと。「雷によって河童の封印が解かれてしまった」…と考えると、伝承のようでゾクゾクしますね!
[文・構成/grape編集部]