携帯型扇風機の「間違った使い方」で熱中症に… “あるモノ”との併用が効果的

携帯型扇風機の「間違った使い方」で熱中症に… “あるモノ”と…の画像はこちら >>
警視庁警備部災害対策課が28日、公式X(旧・ツイッター)を更新。携帯型扇風機(ハンディファン)の間違った使い方について注意を呼びかけた。
【投稿】ハンディファンの間違った使い方に注意喚起
まだまだ暑い日が続く中、外出時にも涼しい風を浴びられて便利なハンディファン。熱中症対策として使用している人も多いはずだ。
しかし、同課では「夏の街でよく見る携帯型扇風機。気軽に外で使える反面、使い方に注意しないと熱中症を招く恐れが」と注意喚起する。
関連記事:「玲空斗は自然が好きだったから樹海に埋めてあげよう」口にタオルをくわえさせ後頭部で縛り殺害…“鬼畜夫婦”の残酷な犯行
続けて、「人は汗が蒸発する際の気化熱で体温調節していますが、熱い外気の風を当て続けていると、汗が熱を調節する前に乾いてしまい、体温が下げられなくなってしまうとのこと」と説明。
そこで、気化熱をうまく利用するために「濡れタオルとの併用が効果的です」と呼びかけている。
ハンディファンはあくまでも風を送るものであるため、気温が高い中で使用すると、ドライヤーのような熱風を浴び続ける状態になってしまう。
大手コンピューター周辺機器メーカーのエレコムも、「35℃以上だとかえって逆効果になります。明らかに気持ち悪い熱風になったら使用を控えてください」と呼びかけていた。
また、風が目に直接あたり続けると、涙が蒸発して角膜を傷つけるドライアイになる危険性もあるため、目に風が当たらないように注意が必要だという。
夏の街でよく見る携帯型扇風機。気軽に外で使える反面、使い方に注意しないと熱中症を招く恐れが。人は汗が蒸発する際の気化熱で体温調整していますが、熱い外気の風を当て続けていると、汗が熱を調節する前に乾いてしまい、体温が下げられなくなってしまうとのこと。濡れタオルとの併用が効果的です。
警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 27, 2023