アンダーパスでの冠水を想定…車に閉じ込められた人を救出する訓練 警察官がボートで近づき屋根こじ開ける

アンダーパスで車に閉じ込められた人を救出する訓練が、30日に名古屋市中川区で行われました。

愛知県警中川署の警察官ら約20人が参加して、台風やゲリラ豪雨などでアンダーパスが冠水し、車の中に取り残された人がいる想定で救助の手順を確認しました。

訓練ではブルーシートを水に見立て、ドローンで上空から状況を確認したあと、警察官がゴムボートで近づき、車内に水が入らないように車の屋根をこじ開けて救助していました。

中川署の豊田署長:
「上空から見た全体像といいますか、被害の実態というのを把握するには、ドローンの威力はものすごく期待できるものがある。県警本部と連携を図りながらスピーディーに人命を救助することを心がけたい」