“食欲の秋”の足音が聞こえる! スシローのバイヤー“こだわりのネタ”が世界の海から大集合

回転すしチェーン「スシロー」では8月30日から9月10日まで『世界の海からこだわりネタ祭』を全国のスシロー店舗で開催する。人気のネタからあまり聞いたことがない珍しいネタまで、世界の海からスシローのバイヤーがこだわって仕入れたネタを使ったおすしが期間限定で登場する本フェア。さっそく食べに行ってきた。

■欧州から天然本鮪とサーモンがやってきた!

この季節に一番おいしいネタを求め、スシローのバイヤーが世界の海から仕入れたネタを使ったこだわりのおすしを8月30日~9月10日の期間で楽しめる『世界の海からこだわりネタ祭』(販売予定総数などにより前後する可能性あり)。

本フェアで目玉となるおすしが“世界の海から集めた王道ネタ”の3メニューで、時々に応じて価格設定を行う白皿商品として登場する。「白皿」はスシローブランドとして初の“値段を固定しない皿”として今年5月に誕生。これまで提供が難しかった商品を積極的に展開できる取り組みになっているようだ。

「スペイン産天然本鮪大とろ」(360円、販売予定総数55万食)は鮪の王様「本鮪」の中でも、スペイン産の天然本鮪は世界での流通量はわずかという希少なネタ。大海原を回遊する天然本鮪ならではの旨みと身の締まり、すっきりとした脂を特長とし、口の中に入れた瞬間とろける脂としゃりの相性が楽しめる。鮮度にもこだわり、厳選された「本鮪」の大とろは上品な脂のりだ。一部店舗は370円、390円での提供となる。

「スペイン産天然本鮪2貫盛り」(260円、販売予定総数90万食)は、そんな希少なスペイン産の天然本鮪の中とろと赤身の食べ比べができる贅沢な一皿だ。赤身は天然の本鮪ならではの爽やかな酸味と旨みが際立つ味わい。中とろは口の中でさっととろける脂とまぐろの旨みを感じる赤身との絶妙なバランスが堪能できる。

また、「ノルウェー産北極圏生サーモン」(150円、販売予定総数64万食)ではノルウェー北極圏の冷たい海で育ったサーモンがスシローに初登場。潮流が早く低い水温という環境でじっくりと育てられたサーモンは、身の締まりが良く、身全体にきめ細やかな脂が身に入っているのが特長だという。

水揚げ後、一度も冷凍されることなく素早く日本に届けられるため、もっちりとした食感と口の中でとろける脂の旨み・甘みを感じられる。一部店舗は160円、180円での提供となる。
■日本のおすしではレアな世界のネタも

日本ではなかなかお目にかかれない珍しい魚に出会えるのも本フェアの醍醐味だ。さっぱりとした白身が人気のベトナム産「みなみアカメ」(120円、販売予定総数43万食)もこの機会に味わいたい一皿。アメリカではポピュラーな魚で、鯛とスズキを合わせたような白身に例えられ、添えられたポン酢ゼリーが良いアクセントになっている。

続いて「ロコ貝焦がし醤油」(120円、販売予定総数61万食)では、ペルー産「ロコ貝」を焦がし醤油仕立てのおすしに。店内で切りつけて炙ることで、鮮度の良さとロコ貝の旨みが際立たせている。大葉の風味との相性も抜群だ。

「銀だら焦がし醤油」(120円、販売予定総数42万食)では、水温が低いアラスカの海で獲れた脂のりが良い銀だらを塩麹に漬けることで旨みを凝縮。提供直前に店内で醤油炙りにすることで、ならではの旨みと引き立つ香ばしい醤油の香り、とろける脂を楽しめる。

アメリカで獲れた高級魚「きんき」のおすしもお手頃価格での提供を実現した。「塩〆きんき炙り」(260円、販売予定総数22万食)は、しっかりと脂がのったきんきを塩〆にし、店舗で皮目をさっと炙っている。凝縮された濃い旨みと甘い脂に、皮目の香ばしさがよく合う。

塩〆した鮮度抜群のひらめを楽しめる「ひらめ食べ比べ」(260円、販売予定総数22万食)は、繊細なひらめの旨みを存分に味わえるように1貫はそのまま、もう1貫はひらめの旨みをさらに引き出すため、スシロー特製の胡麻入りのタレに漬けて提供する。

殻ごと食べられるソフトシェルクラブの唐揚げを巻いた「スパイダーロール」(180円、販売予定総数20万食、スシロー歌島店では取扱なし)は、海外ではお馴染みのおすし。限られたタイミングでしか獲れないソフトシェルクラブの旨みと香ばしさ、チリマヨソースのピリッとした辛味が人気のメニューで、スシローでは初登場となる。

■こだわりのラーメンと〆のスイーツも新登場

「世界の海老食べ比べ」(680円、販売予定総数27万食) は、世界中から取り寄せたえびを様々な仕立てで食べ比べできるえび好き必食の一皿。

抜群の鮮度でぷりぷりとした食感の生車えびにはししゃもこを、天然ピンクえびにはレモンをトッピングし、食感やさっぱりとした味わいをそれぞれに楽しめる。とろりとした甘さを持つ国産甘えびは、爽やかな大葉の包みすしでコクのあるいくらと一緒に。天然えびはしっかりした食感を生かして押しずしで提供する。一部店舗は700円、740円での提供となる。

一口でえびの旨みを丸ごと味わえる「小えびの唐揚げ」(250円、販売予定総数17万食。一部店舗では取扱なし)は、殻のカリッとした食感、揚げたての香ばしさは箸休めやお酒のおつまみにもピッタリ。一部店舗は260円、280円での提供となる。

また、スシローでは年間約1200万杯(2020年10月~2021年9月実績)食べられるほどラーメンも高い人気を誇り、8月30日から10月1日までの期間、「煮干し香る 大阪だしラーメン」(480円、販売予定総数93万食)を販売する。

食べログで高評価を得るラーメンの名店が監修する「スシロー×食べログ」名店シリーズを展開するスシローだが、今回はラーメン激戦区・大阪福島の人気店「烈志笑魚油 麺香房 三く」が監修している。
魚介ベースのスープと豚鶏のダブルスープに醤油を合わせ、コクと香ばしさのある醤油スープに仕上げ、本家と同様にトッピングにはチャーシューとほうれん草、煮干しを使用。ガツンとした魚介の旨みが味わえる一杯だ。一部店舗は490円、520円での提供となる。

8月30日から10月1日まで “スシローカフェ部”からは、スッキリとした軽い口どけを特徴とする「べつばらクリーム」を添えた「クラシックガトーショコラ」(330円、販売予定総数23万食)も登場する。

フルーティーな酸味のあるドミニカ産カカオと、カカオの風味が強いガーナ産をブレンドしたダークチョコレートを使用し、繊細な火加減で丁寧に焼き上げ、深みのある味わいを実現。軽やかでミルキーなべつばらクリームと一緒に、しっとりとしたガトーショコラの口どけを満喫できる。一部店舗は340円、360円での提供となる。

本フェアでは、このほかにオーストラリア産の肉牛の希少部位をローストビーフすしにした「はねしたのローストビーフにぎり」(120円、販売予定総数31万食)と、アルゼンチン産の「まついか」(120円、販売予定総数41万食)も提供される。

“食欲の秋”をいち早くスシローで感じてみてはいかがだろうか。

※いずれも1日の販売数に限りがある価格は税込

伊藤綾 いとうりょう 1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催 @tsuitachiii この著者の記事一覧はこちら