【巨人】大城卓三「勝てる捕手になる」 攻守進化へ プロ野球

[プロ野球2023 チバリヨー 県勢!!]
プロ6年目の巨人の正捕手、大城卓三(30)=首里中-東海大相模高-東海大-NTT西日本=が、宮崎キャンプで精力的に動いている。午前7時開始のアーリーワーク(早朝練習)では連続で1000スイングを振り込むなど、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選ばれたこともあり、調整のスピードを上げている。
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昨シーズンは115試合に出場し、2割6分6厘、自己最多の13本塁打で43打点を記録し、12球団の捕手の中でトップクラスの成績を収めた。守備でも2021年にリーグトップの盗塁阻止率をマークし、昨季もリーグ2位の結果を残したが「チームは2年連続でリーグ優勝を逃し、悔しい思いをした。捕手は勝ってこそ評価されるポジションなので、勝てる捕手になる」と力を込める。

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昨シーズンは正捕手の座は確保したが、ベテランの小林誠司や若手との競争は今年も続く。「毎年あることなので、負けないようにしっかりとやっていく」。守備だけでなく、打撃をアピールするためにも「打率2割8分、20本塁打の過去最高成績を残して優勝を勝ち取りたい」と、攻守ともに一流の捕手への進化を目指す。(平良吉弥)=随時掲載