【西武】目標は74発 山川穂高「練習の虫」侍でも主砲へ プロ野球

[プロ野球2023 チバリヨー 県勢!!]
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の西武、山川穂高内野手(31)=中部商高-富士大出=が、宮崎県日南市の春季キャンプで練習漬けの日々を送っている。見据えるのは、主砲を担う侍ジャパンの世界一だ。
関連記事【オリックス】宮城大弥、WBCが近づいて緊張 実戦を意識したピッチング プロ野球 | ・・・[プロ野球2023 チバリヨー 県勢!!] 【宮崎で平良吉弥】オリックスの春季キャンプは10日から第3クールに入り・・・www.okinawatimes.co.jp 第1クール最終日の9日は、全体練習終了後のサブグラウンドで約50分間、コーチのノックを受けた。三塁線の打球に追い付きながらも、グラブからボールがこぼれ落ちるたびに「もう一丁」「まだまだ」などと大声を出して自らを鼓舞した。「キャンプ恒例の特守。若い選手と一緒にやると負けられない気持ちになります」と汗を拭うと、電動自転車で本球場に移動。仕上げに約100球のロングティー打撃でフェンス越えを連発。遅くまで残って練習を続けた。さらに翌10日は休日返上で2時間のマシン打撃に取り組むなど「練習の虫」と化しWBCに臨む。
昨シーズンは129試合に出場し、41本塁打、90打点で2冠に輝いた。今季の目標は「ホームランを74本打ちたい」と、米大リーグでボンズ(ジャイアンツ)が2001年にマークしたシーズン最多記録を1本上回る数字を挙げる。

今季は新たな型のバットを用意した。従来より2センチ短い85センチ、20グラム軽い900グラム程度で形状にも変更を施した。速球への対応やシーズンを通して自身のスイングを維持するのが狙いだ。
関連記事スイング「すげー」山川選手ら宜野湾で野球教室 児童「プロ野球選手になりたい」 | 沖縄・・・ 【宜野湾】現役や元プロ野球選手、球団スタッフから野球の技術を学ぶ「親子ふれあい野球教室」(主催・同実行委員会)が・・・www.okinawatimes.co.jp 「プロに入った時から沖縄のスターになりたいと思っている。沖縄開催の試合のたびに絶対ホームランを打つと言っている。WBCでもホームランを打つ姿を見せ、少しでもみんなに夢を与えていければと思う」。プロ入りから10年の節目。沖縄から日本、世界の主砲へとさらなる飛躍を遂げようとしている。(平良吉弥)