6歳娘と散歩中に車にはねられ死んだ愛犬 飼い主「娘は『会いたい』と…」高齢男性を特定も「解決にならない」

名古屋市緑区で散歩中の犬が乗用車にはねられ死んだ事故で、運転手とみられる高齢の男性が特定されたことを受け、飼い主が「解決にはならない」と心境を語りました。

名古屋市緑区の横断歩道で7月28日、乗用車が6歳の女の子が連れていたポメラニアンをはねて走り去り、死んだ犬の飼い主らが情報提供を求めていました。

警察が乗用車の運転手とみられる高齢の男性を特定したことを受け、女の子の母親で飼い主の女性が31日に取材に応じ、やりきれない思いを語りました。

飼い主の女性:
「捕まっても、心の中で解決とはならないです。(娘は)昨日も『(愛犬の)あさひに会いたい。ロボットになってもいいから会いたい』と言っていました。とにかく十分に気をつけてもらいたいです」

警察の任意の調べに対して、男性は「悪いと思っている」などと話しているということで、警察は事故を申告しなかった道交法違反の疑いで調べを進め、近く書類送検する方針です。

※画像は家族提供