女子中学生の「パパ活募集」に飛びついた教育委員会職員は、「ロリコン3人プレー」を切望していた。
女子中学生2人をカラオケ店に誘い、わいせつな行為をした上、その様子を動画撮影したとして、京都府久御山町職員の栗原駿容疑者(29)が28日、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、府警西京署に再逮捕された。
昨年12月中旬、女子中学生の1人がツイッターに「パパ活募集中」と投稿。これを見た栗原容疑者は「友達を連れて、女の子2人で来て」と要求した。女子中学生は同級生の女友達を誘い、3人で会うことになった。
■2人に“奉仕行為”をさせて動画撮影
12月29日、待ち合わせ場所に現れたのは、京都市西京区と滋賀県高島市に住む当時13歳だった中学1年生の女子生徒2人。
3人は京都市中京区のカラオケ店に入店。栗原容疑者は女子中学生2人に1万円ずつ渡す約束をし、その場でわいせつな行為をした。
「栗原はカラオケ店の個室内で女子生徒2人に自分の体を触らせるなどの“奉仕行為”をさせ、その様子をスマホで動画撮影していた。挿入はしていなかったが、十数分間にわたって動画撮影するなど、2人相手にエロ行為を楽しんでいた。女子中学生の保護者が本人を連れて警察に相談に来たのがきっかけとなり、事件が発覚した」(捜査事情通)
栗原容疑者は今月17日、児童買春容疑で逮捕され、押収したスマホを解析したところエロ動画が見つかったため、今回、児童ポルノの製造で再逮捕となった。他の動画などは見つかっていない。
逮捕された栗原容疑者が勤めていた久御山町は、京都市の南に位置し、人口は1万5444人。栗原容疑者は2018年11月から久御山町教育委員会で、生涯学習応援課の会計年度任用職員として働いていた。
同課担当者がこう言う。
「競技団体の強化や競技力の向上を目指すスポーツ協会の事務局で、町のスポーツ振興や住民相互の健康の保持増進や親睦を図る仕事をしていました。府民総体に出るときの手続きや協会の会議の準備、久御山マラソン開催の段取りなどもしていました。真面目な職員で元気良く仕事していたのですが……」
つい出来心で13歳の女子中学生の誘いに応じたばかりに、「ロリコン3人プレー」が町中に知れ渡り、町から厳正な処分を受けることになった。