「詐欺かと…」三井住友銀行から“まさかの”メール 注意喚起の内容が話題

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三井住友銀行が、フィッシング詐欺への注意を呼びかけるために利用者にメールを送信。そのタイトルや文面がX(旧・ツイッター)で反響を呼んでいる。
以前より、銀行などの機関を装ったメールで「不正利用の懸念があるため銀行口座やキャッシュカードを一時停止した」などと通知し、手続きと称して偽のサイトなどに誘導してクレジットカード番号やアカウント情報などを盗むフィッシング詐欺が横行。
同行でも公式サイトなどで注意を呼びかけている。
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きょう30日、同行が利用者に対して、詐欺への注意を呼びかけるメールを送信。
その件名は、「【重要・緊急】入出金を規制させていただきました…などのメールは詐欺です」となっている。
本文の冒頭でも、「お客さまの口座の入出金を規制させていただきましたので、お知らせします。本人確認後、制限を解除することができます」と書き出すと、改行とスペースを開けて「などの内容で偽のログイン画面に繋がるボタンやリンクをクリックさせ、その画面に暗証番号等を入力させてお金をだまし取る詐欺メールやショートメッセージ(SMS)が急増しています」などと注意を呼びかけている。
よく読まないと“本物”の詐欺メールかと思ってしまう迫真の内容が話題となり、Xでは「三井住友銀行」や「注意喚起メール」のワードがトレンド入り。
メールを受け取ったユーザーの中には、「本当に心の底からビビった」「読まずに捨てかけた」「オフィシャルがMAXで不安煽ってきてどうするの…」と勘違いしかけた人もみられた。
ただ、同行ではメールを実際の詐欺に似せた意図について、「詐欺メールの実態をより一層ご理解いただくために、実際の詐欺メール同様の文言を一部に記載しております」と説明している。
ユーザーからも、「最初は焦ったけどすべてを理解した後、拍手を送ってしまった」「焦って開いたものな。絶対読むでしょ」「自然と読ませる作りになってて感心した」「三井住友銀行の注意喚起メールうまいなあ」と納得する声が。
さらに、「かなりの覚悟でやってるんだろう」「こうやって話題にされる時点で注意喚起成功だろうな」といった声もあがっている。