洗濯機選び ドラム式と縦型、結局どっちがいいの?

洗濯機はドラム式か縦型か、どちらがおすすめなのでしょうか。洗濯機は、個々の家庭のニーズやライフスタイルによって異なります。家電の情報を発信しているノジマでは、縦型洗濯機とドラム式洗濯機の特長を紹介しています。
縦型洗濯機は、たっぷりの水量で洗剤を泡立てて撹拌しながら衣類同士をこすり洗いするため、頑固な泥汚れなどを効果的に落とすことができます。
また、洗濯槽がドラム式と比較してコンパクトなため、限られたスペースでも設置しやすく、一人暮らしや賃貸物件、古い住宅などでも利用しやすいサイズ感になっています。
縦型洗濯機は、一般的にドラム式に比べて価格が安く設定されているため、使用する洗濯量に合わせて選べるモデルも多いのもメリットといえるでしょう。
ドラム式洗濯機は、洗濯槽に対して約1/3程度の水を使って洗濯を行うため、縦型洗濯機に比べて節水性が高いです。加えて、洗濯槽が横に回転するため、たたき洗いと呼ばれる方法で衣類同士が擦れにくく、衣類の傷みを抑えることができます。
また、ドラム式洗濯機には乾燥機能を搭載したモデルが多くあるのもメリットです。洗濯と乾燥を1度に行うことで干す手間が省けて時短にもなります。ドラム式洗濯機は、スタイリッシュでモダンなデザインが多いため、インテリアに馴染みやすく、オシャレな雰囲気を演出します。
洗濯機は日常的に使うため、急に壊れて使えなくなると困ってしまいます。壊れてから次にどんな洗濯機を購入するか比較検討して、実際に購入して、自宅に搬入するとなると、1日では済まないでしょう。
ある程度、「そろそろ変え時」というのを想定しておくと安心です。
電気用品安全法に基づいて定められた、洗濯機の標準使用期間(標準的な使用環境での経年劣化を考慮した上での安全に使用できる年数)は、6~7年。「思っていたより短い」「うちのはもっと古いけど」と思う人も多いかもしれません。
もちろん、これはあくまで基準であり、すべてが6~7年で壊れるというわけではありません。多少の劣化が見られるようにはなるでしょうが、使用回数や置き場所などによって、その寿命はまちまちです。
しかし、洗濯機に以下のような症状が見られたら、買い替え時でしょう。
・エラー表示が出る
・異音がする
・洗浄、脱水の能力が下がっている
・焦げ臭い、電源コードが熱い
これらが見られた場合は、使用を中止し、買い替え、もしくは1度メーカーに問い合わせてみるのがいいでしょう。
古い洗濯機は、まだ使えるものであっても、新しい機種にしたほうが節水・節電につながる場合もあります。買い替えの際は、いろいろな面から検討してみてください。
縦型、ドラム式、どちらにせよ最終的には、ライフスタイルやニーズに合わせて洗濯機を選ぶことが大切です。
洗濯機の選択肢は多岐にわたり、最新の機能や性能も進化しています。各メーカーの製品を比較検討し、どの洗濯機が自分にとって最適なのか考える際には、これらの特長も参考にしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]