【台風情報】新たな台風「13号」発生へ “関東直撃”の可能性も【気象予報士解説】

(桜沢信司気象予報士)「元台風12号」の熱帯低気圧による湿った空気が流れ込んだ影響で、日本列島付近には白い雲ができています。また、台風11号は、5日には熱帯低気圧に変わる見通しですが、新たに熱帯低気圧ができて、今後24時間以内に台風まで発達する可能性があります。
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この後の台風の進路を見てみると、北東方向に進んでいく見通しです。今のところ、名古屋を含む愛知県・岐阜県・三重県に中心が直撃することはないとみています。ただ、この円の中に台風の中心が入る確率が70%つまり、東海地方にもかなり接近する可能性はあるため、沿岸海上を中心に風が強まる恐れがあります。
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また、波は高くなりそうです。波の予想を6日の午前9時から見てみます。6日以降は、うねりを伴った高波に注意が必要です。
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台風が最近多く発生して、今年は多いのかなと思いますよね。台風の発生数を平年値と比べてみます。月別の発生数の平年値なんですが、7月からもうトップシーズンで、特に8月9月は5個以上発生するんです。現在何個発生しているかというと、今年の発生数は4日までで12個。平年だと8月いっぱいで13.6個ですので、新たに1個発生したとして13個。つまり、これでほぼ平年並みなんです。9月は1ヶ月間に5個ぐらい発生してもおかしくありませんので、今後の情報に気をつけてください。
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