ライフガードが飛び込み台ですくむ男性を蹴り落とす 乱暴ぶりに批判噴出

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飛び込み台に立ったもののためらっている男性を、ライフガードがキック。約10メートル下に落としていたことを『The Daily Star』など海外メディアが伝えた。
8月13日、オーストリアのプールを訪れた男性が飛び込み台に上がった。しかしいざ立ってみると想像以上に高かったらしく、男性はなかなか飛び込もうとしない。
どうすべきか困っている様子の男性にライフガード2名が声をかけ、「飛ばないのなら降りてください」と注意。しかし足がすくんだのか男性がそれに応じなかったため、ライフガードたちも困っていたようだ。
しばらくすると、別のライフガードが男性の背後から接近。いきなり男性の背中を蹴って、前のめりにさせた。
驚いた男性は手すりを掴み必死にとどまろうとしたが、数秒で両手が外れて10メートル下のプールに落下。溺れる、または重傷を負うといった悲惨な結果は免れたようだ。
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プールを運営する事業部はライフガードが男性を蹴ったことを認め、「同ライフガードがあのプールで勤務することはもうありません」とコメントした。
また「ライフガードの仕事は利用客の安全を守ることです」「皆さんにまた楽しく快適な時間をプールで過ごしていただけるよう努力します」とも発表し、今回の問題については非常に残念に思っていると明かした。
同事業部は問題が起こった日にプールにいた利用客たちに会い、話し合いの機会をもうけたとのこと。ライフガードの信じがたい判断ミスについても、深く謝罪している。
容赦なく男性を蹴るライフガードの様子をとらえた動画がその後に公開されたため、世間からはさまざまな声があがった。
「これはひどい、ライフガードは最低」「訴えてやればいい」という声も当然多いが、「降りなかった男性が悪い」「高所が苦手な人は、飛び込み台には上がらないほうがいい」「ライフガードに頼んで一緒に降りてもらえばよかったのに」といった声もある。