聖心美容クリニックは8月31日、「美容医療の実態調査」の結果を発表した。同調査は、2023年7月21日～24日の期間、全国の10代～30代の美容整形経験のある男女600人を対象に、インターネットで実施したもの。
はじめに、サービスについて不満・不安に思ったことがあるか質問すると、63%があった(「とても+あった＋やや」の合計)と回答し、5人に3人が美容医療のサービスに不満・不安を感じていることがわかった。
サービスについて不満・不安に思ったことはどのようなことか尋ねると、1位に「十分なカウンセリングをしてもらえなかった」(30%)があげられた。次いで、「思うような効果が得られなかった」(27%)、「広告の金額と異なり、高額になった」(27%)が続いた。
美容整形をしたときに、医師に対して抱いた不安や不満について質問すると、「思うような効果が得られなかった」(26%)、「医師の態度に問題があった」(21%)、「説明が難しくてよくわからなかった」(18%)が上位にあがった。
自由回答には、「契約を無理強いされた」「医師歴が浅い」「言葉遣いが稚拙で信頼できなかった」といった声が寄せられた。
美容整形をするにあたりどのような情報を参考にしたか聞くと、「インターネット」が53%で半数を超える結果に。次点の「クリニックのホームページ」(40%)、「SNS」(37%)といった回答も少なくなかった。