プラグはパッケージデザイン用に改良した「商品デザイン用の画像生成AI」を開発。伊藤園は9月4日、本AIのパイロット版を活用しデザイン開発された「お~いお茶 カテキン緑茶」をリニューアル発売した。
お~いお茶 カテキン緑茶のデザイン開発において、同AIを複数回活用。同AIで生成された画像を参考に、イラストやデザインをデザイナーが作成しなおし、商品デザインを完成させたという。
同AIを活用することで、短時間で大量の多様なアイデアの創出が可能に。また、デザイン開発の初期から具体的なデザインを確認できるため、デザインの方向性の共有化が短時間で行え、意思決定が早くなり、デザイン開発の期間を大幅に削減することができる。同AIで、マーケターやデザイナーの創造性を広げ、より高度化された効果的なデザイン開発を実現するという。
今回で活用された本AIは学習データを飲料に限定したパイロット版。現在、多様なカテゴリーの商品パッケージ開発で使用できるよう、食品や日用品など様々なカテゴリーで改良を進めているという。本年11月に飲料と食品カテゴリーに限定したβ版を、来春には飲料と食品に加え、日用品や化粧品など非飲食系のカテゴリーで使える正式リリースを予定している。