スタイルポートは9月1日、「販売員のマンション選びの本音調査」の結果を発表した。調査は8月4日~7日、新築分譲マンションの営業担当者110名を対象にインターネットで行われた。
○「新築マンション」が77%、エリア人気1位は「横浜」
マンション販売員に、住居用にマンションを購入するなら、どのような物件を選ぶか聞いたところ、77.3%が「新築マンション」と回答。首都圏における希望エリアを聞くと、1位「横浜」(17.3%)、2位「吉祥寺」(14.5%)、3位「恵比寿」(11.8%)、4位「目黒」「中目黒」(ともに10.9%)という結果に。
また、どのようなマンションデベロッパーを選びたいと思うかと質問したところ、「パークシリーズ(三井不動産レジデンシャル)」(46.4%)、「ザ・パークハウスシリーズ(三菱地所レジデンス)」(38.2%)、「プラウドシリーズ(野村不動産)」(30.0%)が上位となった。
マンション選びで重視すること
続いて、マンション選びを行う場合に重視する点や念入りに確認したい点を教えてもらったところ、「価格」が最多の55.5%。次いで「間取りプラン」(38.2%)、「周辺環境」(28.2%)、「交通の利便性」(26.4%)、「生活環境」(23.6%)が上位に。
また、モデルルームで確認したい点を聞いたところ、「設備の仕様」が最も多く24.5%。次いで「生活動線」「仕上げの仕様、素材の質感」(ともに17.3%)、「収納の大きさ、広さ」(15.5%)、「梁や柱の形状」(13.6%)と続き、さらに、「間取りをVR内覧できるとしたら、モデルルームは必要だと思いますか?」と聞くと、39.1%が「やや必要」、34.5%が「絶対必要」と回答した。
○マンション価格の動き、予想は?
次に、「2023年下半期のマンション価格について、どのように予想していますか?」と質問したところ、「大きく高騰する」が19.1%、「やや高騰する」が52.7%という結果に。マンションの市場を理解するために参考にしている情報源を教えてもらったところ、「一般紙(日本経済新聞、読売新聞、朝日新聞等)」(36.4%)、「不動産経済新聞」(27.3%)、「住宅新報」(27.3%)が上位にあがった。