井ノ原快彦の『会見での発言』に称賛の声 「涙が出た」「本当に誠実でかっこいい」

2023年3月、イギリスの英国放送協会(通称:BBC)は、芸能事務所『ジャニーズ事務所』の前社長である、故・ジャニー喜多川氏の性加害を題材としたドキュメンタリー映像を制作。
映像では、喜多川氏の性加害の被害者として、元『ジャニーズJr.』の男性が自身の経験を明かしており、日本国内でも波紋を広げました。
これまでも、週刊誌などが喜多川氏の性加害を報じるほか、複数人の被害者が訴えていましたが、性加害について法的に処罰されないまま、喜多川氏は2019年に逝去しています。
2023年9月7日、今回の騒動を受け、ジャニーズ事務所は東京都内で記者会見を実施。
会見では、喜多川氏の姪であり現社長の藤島ジュリー景子さんと、所属タレントの東山紀之さん、元『V6』で『ジャニーズアイランド』社長の井ノ原快彦さん、弁護士の木目田裕さんが登壇しました。
藤島さんは冒頭で、「ジャニー喜多川に性加害はあったと認識しております」と述べ、被害者やファン、関係者に向けて謝罪。
井ノ原快彦さんは、喜多川氏の性加害について、「そういった噂は以前から耳にしていたため、正直にいうと『優しい表の顔とは異なる裏の顔があるのだろうか』と非常に怖かった」と気持ちを明かしました。
『V6』のメンバーとして、長年アイドルの道を歩んできた井ノ原さん。今回の騒動で性加害の実態を知り、喜多川氏に対して強い怒りを覚えたといいます。
続いて、『ジャニーズアイランド』の社長として多くのタレントに接する立場で、このように想いを述べました。
僕がJr.(ジャニーズJr.)の子たちにいつもいっているのは、「どんな気持ちで(ファンが)ライブに来てくださっているのか」。
何日も前からチケットを取って、高いお金を払って、飛行機(の予約)を取って、髪をセットして、オシャレして来てくださるってことを、1からちゃんと考え直してステージに立ちましょう」といっております。
手作りのうちわを作ってくれたりとか、精一杯力の限り応援してくださっていて。
僕はジャニーズに入って35年経ちますが、ずっと支えてくださったファンのみなさん(とともにいて)。それはJr.も、これからずっとファンのみなさんとともに歩んでいくことだと思います。
ですから、そこでもうこれ以上、ガッカリさせることのないよう、ありとあらゆる方法で、権力であったりだとか、風通しの話もありましたが、たくさんの大人たちの目で見つめていきたいと思っております。
そして、タレントとしても、今まで以上に恩返ししていきたいと思っております。
アイドルとして活躍してきた井ノ原さんだからこそ、今回の騒動で悲しむファンの気持ちを汲み取ったのでしょう。
被害者を思って心を痛めるだけでなく、「応援してくれるファンのためにも、こういった騒動は起こしてはならない」と、多くのファンの気持ちもおもんぱかる発言をしました。
会見を見ていたジャニーズ事務所所属アイドルのファンからは、「ファン想いの発言に涙が出た」「こういう誠実なところがかっこいい」といった声が上がっています。
藤島さんは社長を辞任し、芸能活動を引退する東山さんが新社長に就任予定であることを発表。責任を持って被害者に補償や救済を行うため、代表取締役としてとどまるものの、「心のケア以外の業務執行には関わらない」としています。
また、社名については変更の予定はなく、今後もジャニーズ事務所として芸能活動を行っていくとのことです。
井ノ原さんは『ジャニーズJr.』らに接する立場として、「いつも頑張っている彼らを裏切れない」とコメント。今後も、責任ある大人として『ジャニーズJr.』をはじめとするタレントを支えていくのでしょう。
[文・構成/grape編集部]