女性シェフにフランスの最高勲章 志摩観光ホテルの総料理長 伊勢志摩サミットでは各国首脳が感動

三重県の「志摩観光ホテル」の女性総料理長がフランスの最高勲章を受章しました。
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(在京都フランス総領事館 ジュール・イルマン総領事)「農業・食料主権省を代表して、フランス農事功労章シュヴァリエを授与します」
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きょう(13日)、フランスから創設140年となる最高勲章の一つ「フランス農事功労章シュヴァリエ」を授与されたのは、志摩市にある「志摩観光ホテル」第7代総料理長の樋口宏江さんです。
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これはフランスの食文化の普及に貢献し、特に功績のあった人に授与されるものです。
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樋口さんは2014年にホテル創業63年目にして初の女性総料理長に就任しました。
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2016年の「G7伊勢志摩サミット」の際は、ディナーの責任者としてアワビや松阪牛など三重県が誇る食材をふんだんに取り入れたフランス料理で、各国の首脳陣を感動させました。
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特に伊勢エビのクリームスープはオバマ大統領が握手を求めるほど絶賛したということです。
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このように地元の食材を大切にし、フランス料理と日本文化を融合させる姿勢などが評価され、今回の受章に繋がりました。
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(志摩観光ホテル 第7代総料理長 樋口宏江さん)「生産者の方々の熱い思いを、お客様にお伝えしつつ、おいしい料理をたくさん発信していきたい」
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志摩観光ホテルのフランス料理店「ラメール」は、4年前に世界最高峰のグルメブック「ミシュランガイド」でも一つ星に選ばれていて、今後も「美し国・三重」を求めて世界中のグルメ達が訪れそうです。