「大阪駅に大量の人糞が…」SNSで報告続出、警察出動説まで…JRが語った騒動の“真相”

9月3日、休日で賑わう大阪駅に、ある”異常事態”が発生した。
《大阪駅にめちゃくちゃうんこ落ちてたはよ片付けて》《大阪駅で大量のうんこが発生》《死ぬほど臭かった》
なんと大阪駅に大量の人糞らしきものが落ちていたという報告が相次いだのだ。X上で目撃者による報告が始まったのは同日16時頃。人糞は3階連絡通路に落ちており、相当な異臭を放っていたという。さらに、踏んでしまった通行人の靴の裏に付着したことで、当初落下していた地点を超えて広範囲に“拡散”したようだ。駅構内では、駅のスタッフとみられる人物が人糞で汚染された地域に立ち入らないように呼びかけている姿も目撃されていた。
今回の事件はX上で実際に目撃した人や踏んでしまった人の悲鳴が相次いで投稿されたうえ、インフルエンサーアカウントにも取り上げられたことで、“大阪うんこ事変”として大きな話題に。
実際Googleトレンドを見ると、Googleでの検索ボリュームでは「大阪駅」の関連キーワードとして「大阪駅 うんこロード」、「大阪 うんこ」、「大阪 駅 うんこ 事件」が急激に増加していた。
しかし当初、現場の写真がなかったことなどから”デマ”疑惑も生じることに。はたして、真相はどうだったのか? JR西日本の広報担当者は本誌の取材に対し以下のように回答した。
「9月3日の16時ごろ、グループ会社の社員から大阪駅の改札の係員に対してコンコース内に汚物があるという申告がございました。駅の改札の係員が確認したところ、3階の連絡橋口の改札内のコンコースにある多目的トイレの付近や内部を中心に人糞があることが判明しました」
SNS上では警察が出動したり、転倒者が発生したなどの声も上がっていたが――。
「警察が出動したであったりとか、転倒した方がいたなどの情報はこちらには入っておりません。16時半ごろには清掃が完了しました」
トイレを中心に便があったということは、おそらく今回の排便は意図的なものではないということだろう。漏らしてしまった人、居合わせてしまった人両者の心中は察するに余りある。