【速報】佐々木朗希 10日オリックス戦で復帰登板 左脇腹肉離れ、監督「完治」 千葉ロッテ

左脇腹の肉離れで7月下旬から離脱していたプロ野球千葉ロッテの佐々木朗希投手が10日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)で復帰登板することが決まった。吉井理人監督が8日、医療機関から佐々木朗のけがが完治していると報告を受け「(10日は)朗希先発で」と明らかにした。
この日はZOZOマリンスタジアムで予定されていたオリックス戦が雨天のため中止となり、選手らは室内練習場で自主練習。佐々木朗はダッシュやキャッチボールなどで調整し、ブルペンでも投げ込んだ。当初は復帰まで約2カ月かかる見通しだったが、順調な回復ぶり。監督は「試合の準備は十分」と目を細めた。
3日には実戦形式の打撃投手として約30球投げ込んだという。復帰登板当日について監督は「5回は投げないと思う。リミットは決めておく」と慎重に状態を見極めていく。
佐々木朗は7月24日に先発したソフトバンク戦で左脇腹を痛め、同25日に千葉県内の病院で「左内腹斜筋損傷」と診断されて出場選手登録を外れた。プロ4年目の今季は13試合に投げて防御率1・48、130奪三振。
チームは現在2位。7日まで行われたソフトバンク戦で2連敗を喫しているだけに「勢いづけるような投球をしてほしい」と指揮官。シーズン佳境の大事な時期に、昨季完全試合を達成した剛腕が帰ってくる。