車検が切れた公用車を41回使用 長岡市越路公民館「車検の有効期限確認せず」【新潟】

長岡市は9月7日、長岡市越路公民館が長期リースしている公用車1台について、車検が切れたまま合わせて27日間・41回にわたり使用していたと発表しました。

長岡市越路支所によりますと、車検が切れたまま使用されていたのは長岡市越路公民館が2021年7月から2028年6月までの期間で民間事業者からリースしている、排気量650ccのバンタイプの軽貨物自動車です。

車検の有効期間は今年6月30日まででしたが、9月6日に国土交通省自動車整備課からの通知を職員が確認したところ、失効していたことに気付いたということです。

本来リース元の民間事業者がリース契約に基づき車検を行うべきところ、失念し車検が行われず、市の職員も車検証の有効期限を確認していなかったため気付くのが遅れたとみられています。

この車は市の公用車1058台のうちの1台で、市はほかの公用車について車検有効期間と自賠責保険の有効期限が切れていないことを確認済みとしています。

長岡市越路支所の長谷川雅泰支所長は「このような事態が発生し、市民の皆様の信頼を損ねることになりましたことを深く反省し、心よりお詫び申し上げます。改めて車検有効期間の確認や公用車運転時に注意すべき事項を周知徹底し、再発防止に努めてまいります。」とコメントしています。