レストランのトイレを故意に詰まらせた女性客5人が逮捕 従業員への集団暴行も

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アメリカ・フロリダ州のレストランで、トイレを詰まらせたグループ客が店員らと口論になり、暴行を加えたとして逮捕された。『Fox 35 News』『New York Post』などが伝えている。
8月19日21時頃、フロリダ州のレストランに女5人のグループが来店し、食事をオーダー。しばらくして、女性店員がトイレが詰まっていることに気づいた。便器内に大量のトイレットペーパーが入れられていたそうだ。
店員は詰まりを解消させて綺麗に掃除をしたが、その直後にグループの1人である女がトイレに入っていく姿を目撃した。
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女が出た後に店員がトイレに入ると、便器にはまた大量のトイレットペーパーが入れられ、詰まっていた。この時に店内にいた客はグループだけで、犯人はその中の誰かで間違いなかったという。一連の犯行は、嫌がらせが目的とみられる。
店員から報告を受けた女性上司は、グループに注意をして店から出ていくよう伝えた。ちょうど閉店時間である22時に近かったこともあったという。しかし女たちは上司の言葉に怒り、店員たちと口論になった。
口論でヒートアップした女たちは、イスを投げるなど店内で暴れ始め、上司の髪をつかんで殴る蹴るの暴行を加えた。
上司を助けようとした女性店員も顔を叩かれるなどしたため、他の店員たちが加わって女たちを制止し、ようやく騒ぎは収まったという。
女たちは、テーブルの塩やペッパーミルを投げつけて店を後に。直後に警察が駆け付け、路上にいた18、19、20、24、26歳の5人の女たちを逮捕した。
捜査関係者によると、女たちは「自分たちこそが攻撃を受けた被害者」と主張しているそうだ。女の一人は「店員に胸を小突かれたうえ、レストランに閉じ込められそうになった」などと話している。
しかし、店内の監視カメラの映像は、店員たちの証言と一致しているという。のちに女たちは暴行罪、器物損壊など複数の罪で起訴され、近日中に裁判が開かれる予定だ。