渇水被害や資材高騰で厳しさ増す農業経営 JAが新潟県知事へ支援要請「高温に耐えるコメの開発を」

猛暑による渇水や飼料などの価格高騰が続く中、JA新潟中央会が11日、花角知事に対し、来年度予算での支援を求めました。

花角知事のもとを訪ねたのは、JA新潟中央会の伊藤能徳会長など9人です。

ロシアのウクライナ侵攻などによる生産資材の高騰に加えて猛暑による渇水被害が出るなど農業経営は厳しさを増しています。こうした中、伊藤会長などは持続的な農業経営ができるよう予算の確保や支援を求めました。

【JA新潟中央会 伊藤能徳会長】
「高温が毎年常態化すると大変なのでできるだけ早く高温に耐えられるコシヒカリの品種の開発をお願いしたい」

花角知事は「高温の渇水対策、県で支援できる応急対策はしていきたい」と話し、農家などを支援していく方針を示しています。