【全部わかる?】「鬼肩」など”8月の新語”が『大辞林』に追加

小学館の国語辞典『大辞泉』編集部は9月12日、開催中の「大辞泉が選ぶ新語大賞」キャンペーンに、8月に寄せられた164件の新語の中から、「8月の新語」5件を選定し、『大辞泉』デジタル版に掲載すると発表した。

大辞泉が選ぶ「8月の新語」は次の通り。

【撮影罪】
性的な盗撮行為による犯罪。2023年7月より施行。

【鬼肩】
野球で、球を早く遠くまで正確に投げられる選手の肩。「強肩」をはるかにしのぎ「鬼レベル」といわれる。

【デジタル免疫】
デジタルシステムの安全を脅かすあらゆる危険性に早急に対応して、
システムの保守や回復をする仕組み。

【バーティポート】
垂直離着陸できる航空機が離着陸する飛行場。vertical(垂直)とairport(空港)の合成語。住宅地や都心部にも設置できるようになることで空を使った移動がより身近になる。

【溶かす】
知らぬ間に時間が経っていたり、時間を空しく費やした りすること。時間つぶしを指すこともあるが、否定的な意味で使われることが多い。

これらの語釈は一般から投稿されたもので、正式な語釈は編集部が執筆陣に依頼し、2024年4月の改定時に『大辞泉』デジタル版に収録する予定(収録されない語もある)。