暑さ記録更新も さいたま市で猛暑日最晩 都心で82回目の真夏日 来週半ば秋へ前進

暑さ記録更新も さいたま市で猛暑日最晩 都心で82回目の真夏…の画像はこちら >>
きょう14日は、さいたま市で35.0℃に達し過去最も遅い猛暑日に。都心はことし82回目、長野市は73回目の真夏日になり、年間の真夏日日数の過去最多を更新中。あす15日は関東など太平洋側で雨の所がありますが、残暑は続く見込み。来週中頃から季節が一歩秋へ前進。
暑さ記録更新も さいたま市で猛暑日最晩
きょう14日は、近畿から東北南部を中心に日が差して、気温が上がりました。最高気温は33℃前後まで上がった所が多くなり、全国のアメダス地点の半数近くで最高気温が30℃以上の真夏日になりました。全国で最も気温が高くなったのは、さいたま市で35.0℃に達しました。さいたま市では、これまでの猛暑日最晩記録は、2005年9月13日でしたが、過去最も遅い猛暑日となりました。(統計開始は1978年)東京都心は都心はことし82回目、長野市は73回目、静岡市は72回目、仙台市62回目の真夏日となり、年間の真夏日日数の過去最多を更新中です。一方、雨が降った北海道や東北北部では、きのう13日に比べて3℃から5℃くらい低くなりました。札幌市は前日より5℃低い22.4℃となりましたが、これで平年並みの気温です。
あす15日 関東で一時雨も残暑厳しく

あす15日は関東など太平洋側で雨の所がありますが、日中は日が差す時間もあり、厳しい残暑が続くでしょう。上の図は気象庁が午前11時に発表したあす15日の予想最高気温です。九州から関東にかけて32℃前後まで上がり、東海や関東の内陸部では35℃に迫る所もあるでしょう。運動会の練習などで屋外で過ごす機会が増える頃です。きょう14日も熱中症とみられる症状で搬送される方が相次いでいます。日中気温が上がる時間帯は運動は危険ですので、できる限り控えてください。
来週後半 秋雨前線の雨がようやく秋もたらす

あさって16日(土)から18日(月・敬老の日)にかけて、3連休という方もいらっしゃると思います。北海道や日本海側は秋雨前線の影響で雨が降るでしょう。東北から九州の太平洋側は晴れても、突然の雷雨など変わりやすい天気にご注意ください。また、3連休中の気温は全国的に平年を上回り、東北から九州にかけては、最低気温が25℃くらい、最高気温が32℃くらいと厳しい残暑が続く見込みです。真夏と同様の暑さ対策を行って、熱中症に警戒を続けてください。連休明けは天気と気温に大きな変化が現れそうです。19日(火)から20日(水)は日本海にあった秋雨前線が本州付近を南下し、北から涼しい空気が流れ込む見込みです。太平洋側でも広い範囲で雨が降ると同時に、厳しい残暑はおさまりそうです。21日(木)は広い範囲で日中の最高気温が30℃以下になるでしょう。雨の降り方によっては予想以上に肌寒くなる可能性もあります。そろそろ長袖を準備しておきましょう。