9月にしては危険な残暑 都心は今年82回目の真夏日 熱中症警戒 来週後半は秋めく

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きょう14日は九州や中国地方、北海道で雨が降っていますが、近畿から東北は日が差して、気温が上昇中。最高気温は35℃に迫っている所があり、都心はことし82回目の真夏日に。午後は更に蒸し暑くなるため、熱中症に警戒を。来週は秋雨前線の南下でようやく秋めくでしょう。
北陸や関東で33℃を超える暑さ 都心は今年82回目の真夏日

きょう14日は近畿から東北にかけては日が差している所が多く、気温が上昇中です。午前11時までの最高気温は、富山市で33.8℃、富山市八尾で33.2℃、千葉県市原市の牛久で33.1℃など午前中から33℃を超える暑さになっています。東京都心は午前11時までに31.5℃まで上がり、ことし82回目の真夏日になりました。過去の年間の猛暑日最多日数を、更新し続けています。一方で、九州や中国地方、北海道で雨が降り、暑さがおさまっています。札幌市では午前11時までの最高気温が22.4℃と長袖や羽織るものが欲しくなるような気温です。
予想最高気温 平年より6℃前後高く 9月中旬としては危険な暑さ

きょう14日午後もまだ気温が上がります。湿度も高いため、かなり蒸し暑くなりそうです。近畿から東北南部では33℃前後まであがり、平年より6℃くらい高くなる所が多いでしょう。内陸部では猛暑日になる所もあり、9月中旬にしてはかなり危険な暑さです。まだまだ室内ではエアコンが欠かせません。午後は更に蒸し暑くなるため、涼しい場所で、熱中症に警戒してお過ごしください。
来週後半 秋雨前線南下でようやく秋めく

あさって16日(土)から18日(月・敬老の日)にかけて、3連休という方もいらっしゃると思います。北海道や日本海側は秋雨前線の影響で雨が降るでしょう。東北から九州の太平洋側は晴れても、突然の雷雨など変わりやすい天気にご注意ください。また、3連休中の気温は全国的に平年を上回り、東北から九州にかけては、最低気温が25℃くらい、最高気温が32℃くらいと厳しい残暑が続く見込みです。真夏同様の暑さ対策を行って、熱中症に警戒を続けてください。連休明けは天気と気温に大きな変化が現れるでしょう。19日(火)から20日(水)は日本海にあった秋雨前線が本州付近を南下する見込みで、北から涼しい空気が流れ込む見込みです。太平洋側でも広い範囲で雨が降ると同時に、厳しい残暑はおさまりそうです。21日(木)は広い範囲で日中の最高気温が30℃以下になるでしょう。雨の降り方によっては肌寒いくらいの体感になる可能性もありますので、長袖を準備しておきましょう。