オーブントースターでパンが焦げる… 思いがけない原因に「知らなかった」「驚き」

オーブントースターでパンを焼く時、「どうしても焦げてしまう…」と悩んでいませんか。
時間に注意して焼いても焦げてしまうのは、トースターの使い方に何か問題があるからかもしれません。家電メーカーとして知られるPanasonic(パナソニック)公式サイトの情報から、パンが焦げる原因や対処法を紹介します。
オーブントースターでパンを焼く時、焦げてしまう理由はさまざまです。状況に応じて、何が原因なのかを判断してみてください。
まず注目したいのは、パンの種類です。パンの中には油分や糖分を多く含むパンも多くあります。これらのパンを一般的な食パンと同じ感覚で焼くと、焦げやすくなってしまいます。
普段よりも、加熱時間をやや短めに設定してください。高級食パンやデニッシュ、ブリオッシュ、レーズンパンなどがこちらに当てはまります。
自動メニューを利用する場合、最適なメニューが選択されていないと、焦げの原因になってしまいます。説明書を読み、しっかりと理解したうえで利用してください。
自動メニューにぴったりな選択肢がない場合は、手動で時間を設定し、様子を見ながら焼くのがベストです。
また、アレンジトーストを作る際には、アレンジとして具材などが上面に乗せられているため、どうしても焼き上がりに時間がかかってしまいます。その間に、下面は火が通りすぎて焦げてしまうことに。
アレンジトーストを焼く際は、焼き網に直接乗せず、受け皿を使って焼くようにしましょう。
最適な焼き方は、パンやトースターの種類によって異なるもの。まずは一度説明書をしっかりと読み、適切な使い方を把握してみてください。
トースターで食パンを焼く時に、見落としてしまいがちなのが食パンを入れる時の「向き」についてです。
食パン型に生地を入れて、ふんわりと焼き上げる食パン。実は、食パンの上部と下部では密度が異なるという特徴があります。密度が低い部分を加熱されやすい場所に近付ければ、密度が高い部分に火が通る前に焦げてしまうでしょう。
熱が回りやすいトースターの奥には、密度が高い下部分を向けましょう。熱が届きにくい手前部分に、食パンの上が来るようにすれば、全体が均一に加熱されやすくなります。
特に山型食パンの場合、上方と下方の密度が大きく異なるもの。食パンの向きには十分に注意してください。
トースターの庫内に汚れが付着していたりすると、まんべんなく火が通らないことがあります。
取り外せる受け皿などは外して、パンくずなどは取っておきましょう。また、しつこい汚れには重曹がおすすめ。
重曹と水を2:1で混ぜて重曹ペーストを作ったら、取り外した受け皿や網に塗り、しばらく放置しましょう。この時、ラップをかぶせておくと乾燥を防止できます。
庫内の汚れには、水100に小さじ1の重曹を溶かしたものをキッチンペーパーにスプレーし、汚れに貼り付けます。また、熱源部分は壊れやすいので、注意が必要です。
しばらく置いてから受け皿と網を水洗い、庫内を水拭き、乾拭きをすれば汚れが綺麗に落ちるでしょう。
オーブントースターでパンが焦げてしまう時には、ぜひトースターの使い方やパンの向きにも注目してみてください。最初から最後まで、おいしいパンを楽しめるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]