約3年市が公表せず…発がん性指摘の『PFAS』検出された水源地を市議らが視察 非公表は「やむを得ない」

岐阜県各務原市で15日、発がん性が指摘される「PFAS」が検出された水源地を、市議らが視察しました。

各務原市の水道の水源地から、暫定目標値を超える有機フッ素化合物=PFASが検出されていた問題を受けて15日、市議およそ20人が水源地を視察しました。

市はPFASの濃度が高い井戸からの採水を止め、さらにPFASを除去する活性炭の設置を進めています。

視察を終えた川瀬勝秀議長は、市がPFASの検出をおよそ3年にわたり公表していなかったことについて「前例がなかったことでやむを得ない」と擁護しました。