鉛筆1本で書ける距離はどれくらいなのでしょうか。数mくらいは書けるかも…と思うかもしれません。ところが、実は意外な長さでした。トンボ鉛筆公式が発表した答えに驚くこと請け合いです。
普段から鉛筆を使っている人でも、1本の線を長く書き続けることはあまりないかもしれません。書いているうちに削る必要も出てきますし、「どれくらいの距離が書けるのかな」と思ってもなかなか調べる機会がないでしょう。
さまざまな文房具を製造・販売するトンボ鉛筆(tombowpencil)がその答えを教えてくれました。
それによると、鉛筆1本で書ける筆記距離は、なんと50km!
「メートル」ではありません。「キロメートル」です。思わず「ウソでしょ!」といいたくなってしまった人も多いのではないでしょうか。それほど驚く距離ですよね。
50kmを具体的にあらわすと以下のような例があります。
・25mのプールを1千往復
・400mの陸上トラックを125周
・スカイツリー(634m)72.8コぶん
・長さ172mmの鉛筆が約29万本ぶん
最後の例に鉛筆が入っているのがトンボ鉛筆ならではですね。どれも予想外の長さです。「あの鉛筆1本で…」と驚いてしまいます。
トンボ鉛筆はさらに身近なものの距離を教えてくれました。
・大阪環状線を1周すると21.7km
・山手線を1周すると34.5km
・東京から八王子までのタクシー走行距離が約46km
・大阪から京都までのタクシー走行距離が約50km
鉛筆1本の筆記距離がこれだけの距離に匹敵するそうです。電車やタクシーでそれなりに時間がかかる距離よりも長かったり同等だったりするとは驚くばかりですね。
「鉛筆がこれだけ長いならほかの筆記具は?」と考えた人もいるかもしれません。確かにそれも気になるところです。
トンボ鉛筆によると、シャープペンの芯1本で約240mが書けるのだとか。あの細い芯1本でそんなに書けることに驚きますが、それでも鉛筆と比較するとだいぶ短いですね。鉛筆はほかの筆記具よりとても長く書けるのだそうです。
筆記距離が長いということは、日常使いでは1本がかなり長持ちするということでもあります。鉛筆はコスパにすぐれた筆記用具なのですね。
大人になると鉛筆を使う機会が減るかもしれませんが、たまには使ってみてはいかがでしょうか。短くなる鉛筆を見ながら「そろそろ終点の駅かな」「八王子に着きそう」と考えるのも楽しそうですね。
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[文・構成/grape編集部]