社会人になって1~3万円を借りた理由、1位「生活の補填」、2位「娯楽」、3位は?

ビズヒッツは2月8日、「お金を借りた理由に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2022年11月15日~26日、社会人になってから1~3万円を借りた経験がある男女496人を対象に、インターネットで実施した。

お金を借りた理由を聞いたところ、最も多い回答は「生活費の補填」(153人)だった。理由は、「給与が下がり、生活が苦しくなったので」「結婚後すぐに離婚してシングルマザーになり、生活に困ってお金を借りました」「退職後に転職先を探しており、生活費の助けとして借りました」といったものだった。

2位は「娯楽・遊興費」(88人)だった。理由を聞くと、「好きなアイドルのライブに遠征するため」「ゲームのダウンロードコンテンツが欲しかったから」「突然友達から旅行に誘われ、給料日前でお金がなかったので借りました」といった声が集まった。

3位は「現金の持ち合わせがなかった」(41人)となった。「キャッシュレスに慣れており現金を持ち歩いていなかったため、飲食の席で現金がなく借りました」「財布を忘れて一文無しで、もしものことがあったら困るから」「帰省したときに銀行でお金を下ろす暇がなく、親戚の子どもにお年玉を渡すときに借りました」などが理由としてあがった。

社会人になって初めてお金を借りた年齢を聞くと、最も多かったのは「20~24歳」(50.2%)だった。次いで「25~29歳」(32.2%)、「30~34歳」(8.3%)と続いている。

お金を借りた相手は「家族・親族」(47.4%)が最も多く、2位は「カードローン・消費者金融」(18.3%)、3位は「友人・恋人」(15.1%)だった。

1~3万円を返済するまでの期間を尋ねたところ、平均は195.8日で、およそ平均6カ月半だった。最も多い回答は「2週間超~1カ月」(23.1%)で、具体的には「次の給料日に返済した」という人が多い。現金の持ち合わせがなくて借りた人の場合、「翌日すぐ返した」「2~3日で返した」というケースが目立った。

社会人になってからお金を借りた回数を聞くと、最も多い回答は「1回だけ」(38.1%)で、次いで「~3回」(31.9%)、「~5回」(14.1%)と続いた。平均は3.8回だった。