高級老人ホームが多い路線、1位は? – 「JR山手線」は3位

LIFULLのグループ会社で、日本最大級の老人ホームポータルサイト「LIFULL 介護」を運営する、LIFULL seniorは、サイト運営で得たデータから「入居金2,000万円以上の高級老人ホーム」に関するレポート結果を9月13日に発表した。

第1位は東京都世田谷区、2位は東京都杉並区、3位は同率で東京都港区と目黒区、5位には東京都新宿区・大田区・文京区が同率でランクインをした。

第1位の東京都世田谷区は、高級住宅街が複数エリアあり、高級老人ホームも多いことが判明。各介護事業者の富裕層向けのブランド施設が多く運営されているのが特徴だという。

18位にランクインしているのは、北海道札幌市中央区。札幌市は2030年に北海道新幹線が札幌駅まで延伸する予定で、駅付近の再開発がすでに本格化している注目エリア。住宅、商業施設、病院も続々と建設されており、中央区は2023年7月だけでも高級老人ホームが2施設オープンしている。

続いて、高級老人ホームが多い路線、第1位は東急田園都市線となった。東急田園都市線は、高級老人ホームが多い市区町村ランキング上位に入った東京都世田谷区、渋谷区、神奈川県横浜市青葉区、宮前区を通る路線。

以降、2位は小田急小田原線、3位はJR山手線と続いた。そのほか、東日本の路線以外に、西日本からはJR東海道・山陽本線、阪急神戸本線、JR山陽本線、JR鹿児島本線、阪神本線が上位にランクインした。

高級老人ホームが多い駅トップは、東急田園都市線の用賀駅。同線の二子玉川駅(2位)、駒沢大学駅(6位)、近場の東急東横線の都立大学駅(6位)も上位にランクインしており、高級老人ホームが集まる中心エリアであることもわかったという。