動画投稿サイトで俳優らを脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)や強要、証人威迫などの罪に問われ、19日に初公判が開かれた元参院議員ガーシー(本名・東谷義和)被告を昨年の参院選で擁立し、比例代表で初当選させた政治家女子48党(旧NHK党)の立花孝志前党首(56)が、裁判を傍聴した。傍聴席18席に対し、560枚が傍聴券を求めて列を作ったが、スタッフら約10人と並んで傍聴券を獲得し「傍聴席に僕がいると安心すると思った。(当選は)運命を感じた」と話した。
直接目にするのは約1年1か月ぶりというガーシー被告について「やせているなと感じたけどギラギラした感じは無かった。むしろ健康的な感じもした。アートメイクをしているんじゃないかというくらいきれいに見えた」。法廷ではガーシー被告が被害者に向かって頭を下げたといい「反省しているけども、落ち込んでいる雰囲気は感じられなかった。被害者に謝罪するのは当然だが、きばを抜かれた猛獣の様な気がした」という。
また今後のガーシー氏の擁立可能性についても言及。「次の参院選(25年7月)に出てほしいと思っている。来年の東京都知事選までに判決が出て、執行猶予になるなら都知事選どうですかとも話をしてみたい。都知事選は当選しないけど参院選は当選できるのではないか」とした。