介護施設を転居した理由、1位は?

Speeeは9月13日、「ケアスル 介護」が介護施設の入居経験者もしくはその関係者に向けて実施した介護施設の転居に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は7月10日、事前アンケートで「介護施設に入っている」または「入っていた(退去済)」被介護者と「(被介護者)を介護施設に入れる予定」と回答した250人を対象に行われた。

まず、現在入居している施設が何施設目か聞いたところ、最も多かったのは「1施設目」で61.6%となった。次いで「2施設目」が28.4%となっている。また、転居回数が増えるほど割合は減少傾向にあることも見受けられた。

「2施設目」以上の回答者に対し、介護施設を転居することになった理由について尋ねると、「特養などに入所するため、一時的な入居だった」が33.3%で最多となった。次いで「介護スタッフ・施設職員への不満」が18.8%、「介護サービスの質が悪い」が17.7%で続いている。

介護施設を転居したことによって悩みや問題が解消されたかについては、39.6%が「ほとんど解消された」と回答した。「解消された」の31.3%を合わせて7割近くが介護施設の転居で悩みが解消されたことが分かった。