着古したTシャツ、捨てるの待って! 思わぬ使い道に「え、かわいい」「あっという間にできた」

暑い季節に重宝する白のTシャツ。
筆者も普段からよく着ていますが、何度も使用していると首の周りがヨレてきたり、黄ばんだりして、徐々に劣化するものです。
そうなると外出時には着れず、捨てるのももったいないので、部屋着用の服として活用しています。
そこで、「劣化したTシャツを再利用する方法がないかな」とネット上で探したところ、なんとキャットハウスにする方法を発見!
筆者の家には雪ちゃんというメスの雑種猫がいるので、早速使い古したTシャツでキャットハウスを作ってみたいと思います。
キャットハウスを作るために必要な材料や道具は、以下の7つです。
【材料】
・不要になったTシャツ
・段ボール 35~40cm四方くらいのサイズ
・針金ハンガー 2本
・ガムテープ
・きり(穴を開ける用)
・ニッパーやペンチ(ハンガーを切る用)
・カッター
特殊なアイテムが必要なく、基本的に家にあるようなものだけで作れるのが嬉しいポイントですね。
まず、用意した段ボールを35cm四方にカットしていきます。
1枚だけだと厚さが足りず強度が弱そうなので、さらに同じ幅に切り取った段ボールを貼り付けて補強しました。
続いてハンガー2本のフック部分だけをペンチで切り取り、U字型になるよう成形。
形を変える時に割と力がいるので、ニッパーを使ったほうがスムースに変形できそうです。
2本分のハンガーをU字型にしたら、土台となる段ボールの四隅に穴を開けていきます。
その後に変形させた針金が交差するよう、対角線にある穴に1本ずつイン。
ただ差すだけでは針金が飛び出てしまうので、穴に差した後、ロックをかけるイメージで針金の先端を折り曲げます。
2本分のセットが終わったら、交差している部分や折り曲げた部分にガムテームを貼って固定しましょう。
最後は仕上げにTシャツをくぐらせて、余った布の部分をくるくると丸めて底のほうにしまい込めば、あっという間にかわいいキャットハウスの完成です。
決して難易度は高くなかったという印象ですが、実際に作ってみて気が付いた注意点が2つ。1つ目は針金を交差させる際、なるべく高さが出るように調整したほうがいいでしょう。
今回は高さが足りず、Tシャツがピンとなるまで引っ張れなかったのがやや残念…。
2つ目は段ボールのサイズと針金の長さを合わせることがとても重要です。段ボールだけが大きすぎて針金が短いと、そもそも高さを出すことが難しくなります。
また、針金を使っているので、愛猫が使用中に外れることのないよう、しっかりと固定しましょう。
実際にキャットハウスを作ってみたい人は、これらの注意点を踏まえながらチャレンジしてみてくださいね。
[文/キジカク・構成/grape編集部]