岐阜市の射撃場で起きた隊員3人が死傷した事件で、自衛隊は隊員の男を懲戒免職としました。
2023年6月、岐阜市にある陸上自衛隊日野基本射撃場で起きた事件では、18歳の隊員の男が自動小銃を発射し、隊員3人が死傷しました。
陸上幕僚監部は、殺人などの容疑で送検された隊員の男を20日に懲戒免職とし、森下泰臣陸上幕僚長は再発防止のため、経験が浅い隊員が小銃と弾薬を一緒に持つ時間をできるだけ短くする対応をしていると説明しました。
岐阜地検は隊員の男を2023年7月から約4カ月間かけ精神鑑定し、刑事責任能力などを調べています。