8月に三重県津市の障害者施設で、職員が利用者に暴行したという疑惑について、調査の結果「虐待」があったと認定されました。
馬乗りになって殴る様子がカメラに 障害者施設での暴行疑惑 職…の画像はこちら >>
(三重県厚生事業団 井戸畑真之理事長)「虐待疑い事案につきまして、認定する通知を受け取りました」この問題は津市にある障害者施設「三重県いなば園」で8月、男性職員が利用者を暴行していた疑いがあると内部通報があったもので、障害者虐待防止法に基づき、入所者が以前暮らしていた松阪市などが調査を進めていました。(三重県厚生事業団 井戸畑真之理事長)「馬乗りのような形になり、腹部周辺を殴っている行為が映っていました」
CBC
その後の調査で、施設に設置されているカメラを確認したところ、8月20日に職員が暴れる男性利用者を止めようとした際に、馬乗りになって腹部を殴る行為が映っていたということで、松阪市はこの行為を虐待と認定しました。職員は8月31日付で依願退職したということです。園は「事態を重く受け止め県の指導の下、改善につとめたい」としています