収賄の罪で起訴された岐阜県揖斐川町の元職員の男が、工事代金を水増しした疑いで再逮捕されました。
再逮捕されたのは揖斐川町の元職員、小寺淳一容疑者(56)です。
警察によりますと、小寺容疑者は2021年、町が発注した工事の金額をおよそ400万円水増しし、落札した土木会社に合わせておよそ2778万円を振り込ませた詐欺の疑いが持たれています。
小寺容疑者は容疑を認めていて、落札した土木会社に対するおよそ400万円の借金の返済が目的だったとみられています。
小寺容疑者は町が発注した別の土木工事を巡り、建設会社に便宜を図った見返りとしておよそ350万円を受け取った収賄の罪で12月に起訴されています。