秋の日はつるべ落とし 秋の夕暮れは交通事故や気温の低下に注意

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「秋の日はつるべ落とし」というように、この時期は日が暮れるのがグッと早くなる時期です。秋分の日のあす23日(土)の日の入りは、東京都心は17時38分です。秋の夕暮れ時は交通事故や気温の低下にご注意を。
「秋の日はつるべ落とし」
今年は9月下旬になっても厳しい残暑が続いていますが、朝晩はようやく秋を感じられるようになってきました。「秋の日はつるべ落とし」というと言うように、この時期は日が暮れるのがグッと早くなる時期でもあります。秋分の日のあす23日(土)の日の入り時刻は以下の通りです。札幌 17時32分仙台 17時33分新潟 17時41分東京 17時38分名古屋 17時49分大阪 17時55分広島 18時07分高松 18時00分福岡 18時15分那覇 18時26分この時期、日暮れの時間は、毎日1、2分ずつ早くなります。さらに季節が進み、10月下旬になると、東京都心の日の入りは16時50分前後と16時台になります。そんな秋の夕暮れ時には注意点が2つあります。
秋の夕暮れ 注意点は?
1つ目は、交通事故です。交通死亡事故は、日没時刻と重なる17時台から19時台に多く発生しています。日没時刻の前後1時間の時間帯を薄暮(はくぼ)時間帯と言いますが、薄暮時間帯における死亡事故は特に、10月~12月にかけて多く発生しています。日に日に薄暗くなるのが早くなるこの季節、車を運転する方は、早めにライトをつけるよう心がけてください。また、薄暮時間帯は、昼間と比較して周囲の視界が悪くなり始めますので、速度を落として、周囲の交通の状況にいっそう注意して慎重な運転を心がけてください。なお、9月21日(木)から30日(土)までの10日間は「秋の全国交通安全運動」が実施されています。2つ目の注意点は、気温です。夕暮れが早いということは、夜に向けて、気温が下がり始める時刻もどんどん早くなる季節ということです。秋晴れの日は、日中はまだ暑いくらいの時もありますが、日が傾くと、グッと気温が下がるようになります。一日の気温差が大きくなりますので、服装で上手に調節してください。今週末は秋晴れの所が多く、お出かけ日和となりますが、交通事故や寒暖差には十分お気を付けください。