ホラー映画『ハロウィン』の家が2億6千万円で競売に 業者は「値段に震えるが優良物件」

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1978年に公開されたホラー映画『ハロウィン』の舞台となった家が、180万ドル(約2億6,000万円)で競売に出され話題となっている。『New York Post』『Sky.com』などが報じている。
アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスのサウス・パサデナにある家が競売に出され、話題になっている。
この家はホラー映画『ハロウィン』の劇中に登場し、ジェイミー・リー・カーティス演じるローリー・ストロードがカボチャを持って玄関ポーチの階段に座るシーンによって、映画ファンの間で広く知られている。
『ハロウィン』は1978年の上映から2022年の完結編『ハロウィン THE END』まで、45年間続いたホラーの代名詞的な作品。2021年の続編『ハロウィン KILLS』では、この家で消防士たちが殺害された。
ジェイミー・リー・カーティスは連続殺人犯マイケル・マイヤーズに狙われる高校生役で初登場してから、映画が完結するまで 45年間にわたりローリー・ストロードを演じ、13本のシリーズ中9本に出演している。
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もちろん、この家で映画のような切り裂き魔による殺人事件は起きていない。むしろ物件リストによると、「散歩をする人の天国」と呼ばれる安全な地域にあるという。
間取りはベッドルームが4つと3つのバスルームで、5,258平方メートルの広さを誇る。庭には45年前に家主が植えたアボカドの木がある魅力的な物件だ。
この家の売り主はセールスポイントに「3つのユニットにそれぞれ絵のように美しい窓があり、周囲の木々や近隣の素敵な景色を眺めることができる」と挙げている。
また物件を扱う不動産業者のハイディ・バブコックさんは、件のローリーが座っていた階段を紹介しつつ、「大好きなホラー映画に出てくる家が、あなたのものになるかもしれません。もし180万ドル(約2億6,000万円)という値札が怖くなければ…」と、ジョークを交え魅力をアピールした。