モダニズム建築を代表する建物…老朽化で解体決まった羽島市役所旧本庁舎 日本建築学会が改めて保存等を要望

解体が決まった岐阜県羽島市の旧市役所について、日本建築学会が25日、改めて保存を求めました。

1959年に完成した羽島市役所旧本庁舎は、地元出身の建築家・坂倉準三さんが設計し、日本建築学会賞を受賞するなど、日本のモダニズム建築を代表する建物として知られています。

老朽化のため2022年12月に解体の方針が決まりましたが、日本建築学会東海支部が25日、改めて市に建物の保存と活用を求める要望書を提出しました。

市はデジタル技術を活用し映像などで記録を残すとしていますが、学会は文化的・歴史的価値を伝えるには不十分と訴えています。