中部空港沖の埋め立て事業 準備工事でも談合の疑い 名古屋港湾事務所の元・所長らを再逮捕

中部空港沖の埋め立てに使う石材の調達をめぐる官製談合事件で、埋め立ての準備工事でも入札情報を漏らしていたとして、名古屋港湾事務所の元所長らが再逮捕されました。
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官製談合防止法違反などの疑いで再逮捕されたのは、名古屋港湾事務所の元・所長、藤田亨容疑者(61)と三重県尾鷲市の建設会社「丸昇建設」の元・会長、小倉章弘容疑者(65)です。
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藤田容疑者は2021年3月に行われた、中部空港沖の埋め立ての準備工事の入札について、小倉容疑者に予定価格に近い金額を漏らした疑いがもたれています。
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小倉容疑者は三重県伊勢市の建設会社の関係者に藤田容疑者からの情報を伝え、この建設会社が1億7500万円で落札しました。警察は2人の認否を明らかにしていません。
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2人は、ことし1月に埋め立てに使う石材の入札をめぐり、LINEで予定価格に近い石材の単価を漏らしたなどとして逮捕されています。