リニア中央新幹線への導入を目指すトンネル検査ロボットが完成し、報道陣に公開されました。
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26日、報道陣に公開された「トンネル検査ロボット」はリニア中央新幹線への導入を目指してJR東海が開発したものです。トンネルの壁面をたたく、接触式の検査装置を取り付けたロボットアームとレーザー測量機で構成されていて、開発費は約6億5000万円。
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現在のトンネル検査は検査員による目視に加え、壁面をハンマーで叩いて内部の状態を把握する「打音検査」を行っていますが、高所作業による身体的負担が大きいことなどが課題になっています。今回、開発されたロボットは省力化だけでなく、センサーを活用したより正確な検査も期待できるということです。
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(JR東海 技術開発部 土木建造物技術チーム吉田幸司チームマネージャー)「(今後)専門的な能力を持った人が確保しづらくなると思っている。それを補完するのがICTやロボットだと思うので、うまく分担して得意分野を担っていく形で使っていきたい」JR東海は愛知県小牧市の研究施設や山梨県のリニア実験線で来年3月まで検証実験を行い、基礎技術の確立を目指します。