【花粉対策】室内に持ち込まない心がけ、空気清浄機の効果的な使い方をダイキンが解説

ダイキン工業はこのほど、本格的な花粉シーズンに、自宅でできる花粉対策のポイントや空気清浄機の効果的な使い方について発表した。

まず、自宅でできる花粉対策としては、「室内に花粉を持ち込まないための心がけ」と「空気清浄機で室内の花粉を除去する」がポイントとなる。

帰宅時は家に入る前に、衣服や髪についた花粉を玄関先でしっかり落とし、家に入ったら洗顔・手洗い・うがいを行う。また、花粉がつきやすい上着は玄関近くに収納し、花粉を室内でまき散らすのを防ぐことができる。

花粉の飛散量は時間帯によって変化し、午前中の朝10時までの時間帯は少ないと言われているため、洗濯物を外に干す場合は花粉の飛散量が少ない午前中が推奨される。

空気清浄機を用いた花粉対策も含める空気清浄では、24時間連続して運転するのが理想となる。また、在室中だけ空気清浄機を運転するよりも、人がいない間も運転し続ける方が効果的となる。空気清浄機は、1日中つけていても電気代は1日10円程度とのこと。

空気清浄機を選ぶ際には、花粉やホコリだけでなく、エアロゾルの捕集にも効果的なHEPAフィルターを搭載したものがおすすめであるほか、乾燥しがちな季節には加湿機能付きが便利となる。

また、適用床面積は大きいほど部屋が早くきれいになるため、空気清浄機を設置する部屋の広さの2~3倍のものを選ぶようにしたいところ。フィルターの寿命も長く、集塵効率が低下しにくいものがおすすめとなる。

設置場所は、ホコリや花粉は低い所に落ちる事を考慮して、床に近いところが推奨される。特に、玄関や部屋の出入口近くに置くと効果的。

そのほか、吸込口や吹出口に障害物を置かないようにしたり、エアコンの室内機の向かい側に置くのも空気を効率よくきれいにすることにつながる。

空気清浄機の運転は、掃除をしている時や洗濯物を取り込む時、たたむ時は「最大風量」、就寝中は「最小風量」、それ以外は「自動風量」と、生活シーン別に変えるのもコツとなる。