「お好み焼」は主食? おかず? – 東京都民・大阪府民・広島県民1000人に調査

オタフクソースは9月26日、「お好み焼に関する調査」の結果を発表した。調査は6月19日~23日、東京都・大阪府・広島県在住の20~69歳男女1,010名を対象に、インターネットで行われた。

お好み焼と聞いて思い浮かべる種類を聞いたところ、大阪では「関西お好み焼」が76.0%を占め、広島では「広島お好み焼」が76.8%を占める結果に。一方、東京では「どちらも」が最も多く38.9%だった。

お好み焼の食べ方については、大阪では月に1回以上「自宅で作って食べる」(40.4%)が主流に。広島では、月に1回以上「自宅で作って食べる」が31.3%、「買って食べる」が35.4%、「外食」が21.1%と、分かれる結果となり、東京は「自宅で作って食べる」が最も多いものの、その割合は17.5%と全体的に低い割合に。また、お好み焼を食べるタイミングは、3都市ともに「夕食」(東京73.7%、大阪84.8%、広島81.0%)が多かった。

さらに、どの種類のお好み焼を食べているのかをシーン別に聞くと、東京と大阪では、自宅でも外食時にも「関西お好み焼」を食べる人が多い。一方、広島では「広島お好み焼」を外食時には95%、自宅でも70%が食べているが、46%は「関西お好み焼」を作って食べることもあるよう。一方、大阪では「広島お好み焼」を作ることも外食することも少なく、「関西お好み焼」一択だった。

次に、自宅で「お好み焼を作る」ことは簡単かと尋ねたところ、「一人でも作れる」「食材の準備が楽で費用がかからない」「時間がかからない」といった声が多く、「簡単」と答えた割合は、東京では53%、大阪では74%、広島では67%という結果に。お好み焼の切り方については、東京は「ピザ切り」(52.3%)が主流で、大阪と広島は「四角く切る」(大阪46.0%、広島49.6%)が主流であったほか、「切り分けない」(ともに35.7%)という家庭も多いよう。

また、「お好み焼は主食かおかずか」という質問に対しては、3都市ともに「主食」(東京76.9%、大阪81.9%、広島91.1%)と捉えている人が大半。ただし、大阪は、他の2都市に比べて「おかず」(36.2%)の割合も高く、さらに、「ごはん」(39.0%)とともに食べていることが明らかに。

一方、広島では「広島お好み焼」の中に食材としてご飯を入れるという食べ方もあり、また、東京では「酒のつまみ」や「おやつ」として食べる人が多いこともわかった。

次に、お好み焼にかけるソースの量を聞いたところ、東京は「隙間が空くくらい」(51.7%)が過半数に。大阪と広島は「隙間が空くくらい」(大阪36.2%、広島38.4%)が4割弱、「お好み焼が埋まるくらい」(同28.0%、26.0%)が3割弱、「お好み焼からはみ出るくらい」(同35.6%、34.7%)が3割強と、それぞれの家庭によって好みが分かれる結果に。

また、お好み焼にかける調味料を聞くと、3都市とも「お好みソース」(東京56.5%、大阪82.7%、広島94.0%)がトップに。また、3都市とも「マヨネーズ」(同54.2%、64.0%、43.2%)をかける人も多かったほか、東京では「中濃ソース」(40.7%)の割合も高く、中濃ソースを使用する割合は、大阪では7.0%、広島ではわずか3.8%だった。