レボルが運営する美容師育成のための教育機関『レボル ヘアアカデミー』は、白髪染めに関する意識調査のアンケート結果を9月27日に発表した。調査は2023年8月16日に実施され、40～60代の女性500人を対象に行われた。
はじめに、白髪染めの頻度はどれくらいかを尋ねたところ、白髪染めの頻度で最も多かったのは30.2%が回答した「月に1回」で、次いで「2～3ヶ月に1回」(28.1%)、「染めたことがない」(20.5%)と続いた。この結果から約3人に1人が毎月白髪染めをしていることがわかった。
また、どこで白髪染めをしているかという質問に対して最も多かったのは「美容室」(52.15%)で、次いで「自宅」(31.58%)、「美容室＋自宅」(15.31%)と続く結果に。
美容室と自宅を併用している人を含めると、68%の女性が美容室を利用して白髪染めをしていることがわかった。
白髪染めをする際に重視する点については、「髪や頭皮への負担を最小限に抑えること」や「長持ちすること」と回答した人が多かった。その他の回答としては「洗面台や浴室、服などが汚れないこと」や「においがないこと」といった声が寄せられた。
続いて、染めること以外に求めることについて尋ねると、第1位は330名(78.95%)が回答した「ツヤが出る」だった。第2位には「ハリ・コシが出る」、第3位には「ボリュームが出る」がランクイン。
白髪染めの際に追加で行いたいメニューについては、「カット」(85.4%)が最も多い回答に。次いで、「トリートメント」や「ヘッドスパ」など髪や頭皮の健康を保つためのメニューを白髪染めと一緒に受けたいと考える人が多いことも明らかになった。
また、白髪染めをしたことがない人を対象にその理由を聞くと、約66％が「白髪がない、白髪の量がまだ少ないため」と回答しており、白髪染めの必要性がないと考えているよう。
一方で、約19％(回答数20)は、白髪があっても「特に気にならない」と回答。中には、「以前美容室で定期的に染めていたら髪が傷んでしまったから」という回答も寄せられた。