みずほ銀行、2024年1月の新NISAに向けて新CMを制作 – 榮倉奈々がライフプランアドバイサー役で出演

みずほ銀行は、2024年1月から始まる新NISAにあわせて、新TVCMを10月3日より放映開始する。放映に先駆けて、新CMをお披露目する発表会を開催、発表会にはライフプランアドバイザー役として出演する榮倉奈々さんもゲストとして登壇した。

○新NISA「まずは相談を」

「人生は節目節目で、また豊かな老後のためにも大変なお金がかかる」と話す、みずほ銀行 常務執行役員の森嶋淳浩氏は、特に最近の人生100年時代において、老後を豊かにするためには相応の金額を準備する必要があると指摘。その一方で、世界的なインフレの影響によって、食品やガソリンなどの物価が上昇しており、毎年、仮に日銀の目標である2%ずつ上昇すると、お金の価値は20年後に今の7割弱になるという。

お金をただ単に寝かせておくと価値がどんどん低下するため、みずほ銀行では、将来の備えとしてどのような資産形成手段が有効かについて、「なるべく早く始めること」「長期で考えること」「自動積立の仕組みを活用すること」「国の制度を賢く活用すること」の4点を提案する。

その中でも“国の制度”として「NISA」について紹介。NISAは、個人の資産形成を後押しする国の制度で、通常は運用で得た利益のうちの約20%は税金として徴収されるが、NISA口座で運用された利益は非課税になるというもの。このNISA制度が、国の所得倍増プランの柱として2024年1月に新NISAとなることで、制度が恒久化され、好きなタイミングまで非課税で運用することが可能になるほか、年間で投資できる金額や限度額が拡大され、非課税枠の中で繰り返し投資ができるようになる。

資産形成への関心を持つ人が増加している中、その半数が一歩を踏み出せない要因について、「多くの情報が氾濫し、何が自分に合うのか一人で判断することが難しいこと」と分析。インターネットで検索しても、調べれば調べるほど疑問が湧いてしまうが、現役世代は仕事や子育てなど日常が忙しいため検討が後回しになり、投資の足踏みループに嵌っているという。そこでみずほ銀行では、まず「相談してみる」ことを推奨。相談は時間が掛かるというイメージがあるが、みずほ銀行ではNISA相談から手続きまで約1時間程度。「投資の足踏みループから脱却できることを考えると、結果的に早く相談したほうがタイムパフォーマンス向上を実現できる」。

さらに、みずほ銀行でNISAを始めるメリットとして、「相談を店頭や電話などで気楽にできること」を第一とし、続いて、厳選した商品から簡単に選ぶことができるため「商品が多すぎて迷うことがない」、インターネットで投資したほうが手数料が安くなると言われているが「低コストのファンドを取り扱っていること」などを挙げた。また、みずほ銀行には、ライフプランや資産状況に合わせて一人ひとりに寄り添った提案を行う“ライフプランアドバイザー”が約600名在籍しており、実際にNISA口座を開設した人の満足度も非常に高くなっているという。

○新CMには榮倉奈々さんを起用

新CMに出演する榮倉奈々さんについて、「榮倉さんの持つ優しい雰囲気や自然体の親しみやすさ、真面目で信頼できるイメージが、当行の取り組みにマッチしていると考えております」という松嶋氏。「榮倉さんのお力をお借りして、共感や安心感をもたらすコミュケーションを展開し、日本の家庭資産の増進に貢献できればと考えております」と締めくくった。

続いて会場では、みずほ銀行の新CMを上映。新CMは、優しさと頼りがいにあふれるライフプランアドバイザーを演じる榮倉さんが、様々な人から相談を受けるシーンが微笑ましく、NISAのことを気軽に聞ける“人”と“場所”がみずほ銀行にはあることを感じさせる映像となっている。

そして、みずほ銀行の新CMに出演する榮倉奈々さんが登壇。「私生活では私もカスタマー側なので、一緒にお勉強させていただきたいなと思っております」と挨拶し、CM内での印象に残っているシーンや撮影時のエピソードなどのトークで会場を和ませる。

そして、実際にみずほ銀行でライフプランアドバイザーを務める大橋さんが登壇し、CMとは逆に榮倉さんがNISAについて相談。「新NISAになると何が変わる?」「新NISAになってから始めた方がいいの?」「他の金融機関と何が違うの?」といったテーマについて、わかりやすく解説する大橋さんに感銘を受け、「ぜひライフプランザドバイザーの方に会いに行ってほしいですね」と絶賛する。

また、新NISAにちなんで、これから始めてみたいこと、チャレンジしてみたいことについて聞かれた榮倉さんは「メディテーション」と回答。「こういう場に出ると緊張するので、自分をしっかり持って、ブレない心で臨めるような精神力をつけたい」とその理由を明かしたほか、「子どもの頃から三味線をやっていたのですが、胡弓にも挑戦したい」と笑顔を見せた。