アジア・アントレプレナーシップ・アワード(AEA)運営委員会は10月26日、成長著しいアジアのスタートアップによるイノベーション・アワード「AEA2023」を、オンラインで開催する。
同アワードは、2012年より毎年開催。今回は、世界において注目度の高い4つのテーマ「ライフサイエンス/ヘルスケア」「モビリティ」「環境/エネルギー」「サステナビリティ」に関連したソリューションを持つ技術系スタートアップを、日本を含めたアジア各国・地域から募集した。
一般公募と、柏の葉スマートシティにおける事業実証のサポートが受けられる「柏の葉賞」を設けたことにより、例年に増して国内外の多様なスタートアップの参加が実現している。
10の国と地域からノミネートされ、厳選されたセミファイナリスト20社からさらに10社に絞られたファイナリストは下記のとおり。スタートアップ10社のプレゼンテーションは、オンラインで視聴できる。
1.AIRS Inc. / 韓国
2.Dai3mimi Health-Tech Limited / 香港
3.Liaoning Jiayu Technology Co., LTD / 中国
4.Huijia Health Corporation / 台湾
5.I2Cool Limited / 香港
6.Nabsolute Co., Ltd / タイ
7.Ostic Pharma Pvt Ltd / インド
8.BioPhenolics Inc. / 日本
9.Castomize Technologies Pte. Ltd. / シンガポール
10.Yanekara Inc. / 日本
今回設けられた「柏の葉賞」受賞企業には、柏の葉の実証フィールドを活用した事業実証の支援を行い、新産業創出を加速するスタートアップをサポートする。2024年2月にはAEAファイナリスト、アルムナイが集うネットワーキングイベントを柏の葉で開催予定。
そのほか、特別講演「グローバルで勝ち残るスタートアップ経営、事業成長のキードライブとは」も開催。芳川裕誠氏(Carbide Venturesジェネラルパートナー / トレジャーデータ 創業者&取締役会長)と、各務茂夫先生(AEA運営委員会委員長 / 東京大学大学院工学系研究科 教授 / 東京大学産学協創推進本部 副本部長 / 日本ベンチャー学会会長)が登壇する。
「AEA2023」の視聴はpeatixで受け付けている。公用語は英語(一部、日本語。同時通訳有)。