男性が通話しながら電子マネー購入しようと… 理由尋ね、詐欺被害防ぐ コンビニ店長に感謝状 香取署

電話de詐欺の被害を防いだとして、香取署(鈴木章夫署長)は、多古町のコンビニ「セブン-イレブン多古広沼店」の店長、青柳智晃さん(44)に署長感謝状を贈った。
同署などによると、8月24日午後5時ごろ、町内の70代男性が携帯電話で話しながら30万円分の電子マネーカードを購入しようとした。青柳さんは詐欺を疑い、男性に購入理由を尋ね、通話相手から「店員にしゃべったな。店を変えろ」などと言われていることに気付いた。男性を説得し、同署多古幹部交番に通報して被害を未然に防いだ。
青柳さんは「被害を防ぐことができてよかった。より一層注意していきたい」と話した。鈴木署長は「被害を防いでくれたことに感謝。不審な点があれば気兼ねなく連絡を」と述べた。