CH-47を約30機も集中運用しているのは、世界屈指だそう。
東京湾アクアラインの近傍、千葉県木更津市にある木更津駐屯地で2023年10月1日(日)、第49回木更津航空祭が開催されました。
新型コロナの影響により、一般市民を受け入れた、いわゆる来場制限のない形での実施は、実に4年ぶり。加えて、機体に日の丸を描いた陸上自衛隊仕様のV-22「オスプレイ」が一般公開されるのは初とあって、家族連れや航空ファンなど多くの来場者でにぎわっていました。
「オスプレイ」ズラリ! 自衛隊最大級のヘリイベント「木更津航…の画像はこちら >>木更津航空祭で観客の前に並んだV-22「オスプレイ」(手前2機)とCH-47「チヌーク」輸送ヘリコプター(乗りものニュース編集部撮影)。
木更津駐屯地には陸上自衛隊で最大のヘリコプター部隊である第1ヘリコプター団をはじめ、「コブラ」の愛称で知られるAH-1S対戦車ヘリコプターを集中運用する第4対戦車ヘリコプター隊などが配置されています。 前出のV-22「オスプレイ」や数的主力であるCH-47「チヌーク」大型輸送ヘリコプター、要人空輸用のEC-225などが合わせて約60機も所在することから、編隊飛行や訓練展示でも各種航空機が所狭しと飛び回っていました。 今回、初披露された陸自仕様の「オスプレイ」には、愛称のもとになった鳥「ミサゴ(鶚)」をモチーフにしたスペシャルマーキングが施されていたほか、隊員考案のゆるキャラも注目を集めていました。
また陸上自衛隊だけでなく、海上および航空自衛隊からもヘリコプターと固定翼機が参加していたほか、海上保安庁や警視庁、横浜市消防局、さらにはSECOMなどの民間ヘリも飛来しており、まさに自衛隊最大級のヘリコプターイベントといえる航空祭でした。