玉川徹氏、「大阪・関西万博」と「IR」の工事スケジュールが重なることに疑問…「万博ってIRやるための前座的なもの?」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は4日、2025年4月13日に大阪の夢洲で開幕を予定する「大阪・関西万博」について会場の建設費が当初の想定額の1・8倍になるなど様々な課題が山積していることを特集した。
その中で大阪府・市とIR事業者が9月28日に本格協定を結んだことを紹介。開業は2030年秋ごろを想定しており予定地は万博の会場となる同じ夢洲となっている。これにより番組ではIR工事と万博の建設、解体工事のスケジュールが重なることを伝えた。
これにリモート出演した建築エコノミストの森山高至氏は、建設スケジュールが重なることで全国で予定しているリニア中央新幹線の関連工事など他の大型建設の国家的プロジェクトで人手不足が起こることなどの懸念を指摘した。
コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、万博とIR工事が重なることに「なんで同時にやんなきゃいけないんですかね?」と疑問を投げかけ「だから、こういうふうなところから結局、万博ってIRやるためのいわば前座的なもの?最初に打ち上げ花火的な。そういうふうなことが透けて見えてくるんです、こういうの見ていると」と指摘した。
続けて「本当に万博が大事ならIR止めるべきです」と訴えていた。