石黒菖気象予報士がお伝えする〈新潟の天気〉
２月１５日は冬型の気圧配置が続き、午前中を中心に平地でも雪が積もりました。衛星からの様子を見てみると、寒気に伴った筋状の雲が日本海から県内に次々に流れ込んで来ているのが分かります。
午後５時時点の積雪の深さは魚沼市（守門）で２３３ｃｍ、関川村（下関）で１０８ｃｍ、新潟市中央区では４ｃｍとなっています。
【２月１６日（木）の天気】
１５日夜は冬型の気圧配置が続きますが、１６日朝になると、ゆっくりと冬型の気圧配置が緩んでいき、夜は高気圧に覆われる予想です。
詳しく見ていきましょう。
１５日夜は、上越・中越、そして下越の山沿いで雪が降る予想です。雪が降る範囲は次第に狭くなり、１６日朝には、ほとんどやむ予想です。
１５日夜から１６日朝にかけて予想される降雪量は山沿いで最大１５ｃｍ、平地で最大１０ｃｍ、佐渡で最大３ｃｍ。
午後からは県内、広く曇りの天気が続き、夕方からは上越から少しずつ晴れていく予想です。
【１６日のポイント】
次第に冬型の気圧配置が緩み、雪は小康状態に。ただ、朝の冷え込みは強いので、暖かい服装でお過ごしください。